【タオルクランチ】腹筋トレーニングの悩みを軽減できる方法を解説します
こんにちは、パーソナルトレーニングジムISLAND、トレーナーの水井エリナです!
夏のイベントが少しずつ終わり、お盆休みにはご馳走を食べ、お酒を呑んで気分もリフレッシュしたところ!連休中に少し鈍った身体を元に戻すべく!! また、ここで新規一転トレーニングに取り掛かろう!!と思われている方もいらっしゃるのではないですか?
本日は、トレーニング初心者の方、また腹筋トレーニングがうまく行えない方に向けて『タオルクランチ』のご紹介です。
いくつか腹筋トレーニングをご紹介させていただきましたが、実際に取り組んでいただいた方の中には、
などと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際にご来店いただいているお客様の中にも、
- クランチはどう頑張っても首が痛くなる…
- 1度にたくさんのことを気をつけながら動作ができない…
などと言ったお声をいただきます。
今回は、そのような方に向けて、お腹以外の余分な負担を軽減し、ダイレクトにお腹に意識を向けながら行い、より理想のお腹周りに効果を発揮できるように、
- 腹直筋上部を鍛えよう
- タオルクランチの行い方
- このような方に特にオススメ
- タオルクランチを行う際のポイント・注意点
の順番にご紹介させていただきます。
これで、首や肩の痛みのストレスを感じることなく、腹筋トレーニングを継続して行い、理想のお腹周りを手に入れることができるでしょう!
腹直筋上部を鍛えよう
(FUKKIN より 画像引用)
腹直筋とは、シックスパックと呼ばれ、お腹の真ん中に通る真っ直ぐな筋肉のことです。大きく上部と下部に分類されており、今回メインターゲットになる部分は、肋骨と献上突起からおへそくらいまでに位置する腹直筋上部。
腹直筋上部を鍛えることで、
- 基礎代謝が上がり脂肪燃焼効果が期待
- 内臓を正しい位置で支える力の向上に伴い、理想ウエストラインに繋がる
- 腰痛や姿勢改善効果
と言うようなメリットがあります。
タオルクランチのやり方
- タオルの両端を握り、頭の後ろで構えます。
- 脚を90度に持ち上げましょう。
- おへそを覗き込むように上体を起こしていきます。
- 上体を起こす時に息を吐きましょう!
- 一定のスピードを保って行いましょう。
- 腕に力で起き上がらないように、お腹をぐーっと潰すようなイメージで起き上がります。
このような方に特にオススメ
「クランチ」「シットアップ」「レッグレイズ」など、様々な腹筋トレーニングがある中で、『タオルクランチ』がどのような方に、特にオススメかについて、
- 首が痛くなってしまう方
- トレーニング初心者の方
の順番にご紹介させていただきます。
クランチで首が痛くなる方
腹筋を鍛えているつもりが、
- 首ばかりに力が入り動作に集中できない。
- 首が痛くなってしまう
- 肩こりの原因になってしまう
という方におすすめのトレーニングです。
体重の約10%の重さのある頭の重さをタオルでサポートしながら行うため、首に負担がかからず、よりお腹に意識を向けながら腹筋トレーニングができるため、理想のウエストを手に入れることができます。
トレーニング初心者の方
筋トレをほとんどしたことのない方に向けて特におすすめのトレーニングです!
トレーニング中、腹筋トレーニングをお客様にご提案させていただいた時に、多くの方が、『起き上がって来れるかな?』と仰られます。元々腹筋が弱い方は、起き上がって来ることに精一杯になってしまうため、首や肩に力が入る、呼吸が止まるなど、腹筋トレーニングに置いて大事なポイントを意識できずに行ってしまうケースが多いです。
タオルで補助をしながら、動作の流れを記憶し、意識するべきポイントに集中することができます。また、タオル1本、ご自身の身長分のスペースがあれば気軽に自宅でも行うことのできるトレーニングになります。
タオルクランチを行う際のポイント・注意点
では、実際により効果的に結果を出すためのポイントとして、
- 一定のスピードをコントロールする。
- タオルはあくまでも首を支えるために使用する。
- 腰は反らずに行う。
- 膝や肘は閉めて行う。
の順番に解説させていただきます。
一定のスピードをコントロールする
勢いで行うのではなく、ゆっくりと一定のスピードを保ちながら動作をすることが、重要なポイントです。
ゆっくりと息を吐きながら、起き上がり、また戻るときは一度に脱力するのではなく、背骨を1本1本が床に付いていくイメージを持ち、コントロールしながらスタートの姿勢に戻って行きましょう。
慣れるまでは、全身がプルプルするかもしれませんが、お腹にしっかり効いている証拠です!また、大きく深呼吸しながら行うことで、代謝UP効果も期待できます。
タオルはあくまでも首を支えるために使用する
タオルはあくまでも首を支えるサポートとして使用します。タオルを引く腕に力が入ると、首を痛めたり、大事な腹筋の収縮が疎かになるので注意が必要です!
腰を反らずに行う
腰を反った状態で行うことで、腹筋の収縮が上手に行えなくなります。起き上がることばかりを優先にして腰が力み、反ってしまわないように気をつけましょう。
おへそをグーっと床の方に沈め、お腹が薄い状態を常にキープしながら動作を行うとより効果的です!
肋が開き、腰が浮いている状態で行うと、腰を痛める危険性も高まります!また、綺麗なカーブを作って起き上がれなくなるので注意が必要です。
膝や肘は閉めて行う
様々な筋肉を同時に使いながら行うことで、より効果的に動作することができるようになります。(=運動連鎖)
今回腹筋トレーニングの効率をあげるためには、腹筋群と内転筋群の運動連鎖が重要になってきます。お腹の筋肉と腿の内側を同時に使うことがポイントになるため、しっかりと膝を閉じ、腿の内側も同時に使えるようにしていきましょう。
また、肘を軽く閉めることで、体幹の安定にもつながります。
しっかりと膝を閉じ、肘を軽く閉めた状態をキープできるようにしましょう!
簡単に腹筋運動を始めたい方はタオルクランチから!
お腹のラインが気になり、様々な腹筋運動を試してみたけれど、
- 首や腰が痛くなり、継続できない…
- 起き上がることに精一杯で腹筋の収縮まで注意できない…
- あまり効果を感じない…
と言う方のために、『タオルクランチ』がオススメです!
体重の約10%の重さのある頭の重さをタオルでサポートしながら行うため、首に負担がかからず、よりお腹に意識を向けながら腹筋トレーニングができるため、理想のウエストを手に入れることができます。
- 一定のスピードをコントロールする。
- タオルはあくまでも首を支えるために使用する。
- 腰は反らずに行う。
- 膝や肘は閉めて行う。
タオルで補助を行いながら、効果的に結果を出すための4つのポイントをマスターして、効果的に腹筋にアタックして行きましょう!