オクラはダイエットに効果的?ネバネバはダイエットの近道!!
ネバネバした食感が特徴で健康食として人気の高いオクラ。和食から洋食まで活躍くします。オクラには、私たちに必要な栄養素が満載です。オクラの最大の特徴であるネバネバとした食感は、水溶性食物繊維のペクチンと多糖類のムチンという成分によるものです。このペクチンとムチンには、糖質の吸収を抑えて、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。
そして、ペクチンには、腸内の善玉菌を増やす整腸作用があるため、スムーズな排便につながります。しかし、体に良いからと言って過剰に摂取してしまうと下痢など引き起こしてしまう可能性もあります。
この記事では、
- オクラの栄養素・効能
- ダイエット効果
- オクラを食べるときの注意点
- ダイエット効果を高めるオクラの食べ方
についてご紹介させていただきます。
オクラの栄養素・効能
オクラには、
- ミネラルの一種でナトリウムを排出し、塩分の摂りすぎを調節する作用のあるカリウムが含まれています。カリウムが不足すると、脱力感や・食欲不振になってしまうこともあります。
- 動脈硬化やがん、老化引き起こすと言われている活性酵素の発生を抑える効果のあるβカロテン
- 血液の凝固に関わる物質を活性化して血液凝固を促す効果のあるビタミンK
- 腸内環境を整える食物繊維
などが含まれています。オクラの栄養素を効果的に摂取するには、生のままかサッとゆでて食べるのがおすすめです。食物繊維は水溶性で、長時間水にさらしたり、茹でたりすることで栄養素が溶けだしてしまうことがあります。
ダイエット効果
オクラには、
- 血糖値の上昇を防ぐ
- むくみを防ぐ
- 便秘を防ぐ
といったダイエットには嬉しい効果がたくさんあります。ここからは、この3つの効果について解説させていただきます。
血糖値の上昇を防ぐ
オクラの最大の特徴であるネバネバとした食感は、水溶性食物繊維のペクチンと多糖類のムチンという成分によるものです。
このペクチンとムチンには、糖質の吸収を抑えて、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。血糖値が急激に上がると糖質が脂肪として蓄積されやすくなりますが、それを防ぐことできます。
また、オクラには、糖質や脂質の代謝を促進するビタミンB群が含まれています。食事で摂った糖質や脂質が素早くエネルギーに変換されるので、ダイエット効果を期待することができます。
むくみを防ぐ
オクラには、体内で余計な塩分や水分を排出を促すカリウムが豊富に含まれているため、むくみ解消に効果的です。体がむくむと体重が増えダイエットのモチベーションが下がってしまいますが、オクラを食べることでそのむくみを防ぐことができます。
便秘を防ぐ
オクラに含まれているペクチンはダイエットの大敵である便秘の予防にも役立ちます。ペクチンには、腸内の善玉菌を増やす整腸作用があるため、スムーズな排便につながるのです。
オクラを食べるときの注意点
健康やダイエットの強い味方のオクラですが、食べるときに注意しなくてはならないことがあります。それはオクラの食べ過ぎ…。体に良いからと言って過剰に摂取するのはおすすめしません。
食物繊維には2種類あり、水溶性と不用性に分けられます。オクラは水溶性の食物繊維が多く含まれていますが、これを過剰に摂取してしまうと下痢になる可能性があります。また、オクラには様々な成分が含まれていますが、胃腸が弱っていたり体調がすぐれない時に多量に摂取してしまうと、ネバネバに含まれるムチンによってアレルギー反応が出る可能性があります。
オクラは茹ですぎないこと
茹ですぎてしまうとオクラのネバネバがなくなってしまい、ダイエットの効果が弱まってしまいます。茹で時間は1分前後になるように注意し、栄養を逃がさないようにしましょう。また、オクラをお酢につけてしまうと粘りが弱くなってしまうので、調理の際には気をつけましょう。
ダイエット効果を高めるオクラの食べ方
オクラは、水溶性食物繊維が多く含まれていますが、不溶性食物繊維が不足してしまいます。これを補うのが納豆です。納豆に含まれる不溶性食物繊維の特徴は水に溶け込まず、水分を吸収し膨張するといった働きがあります。
そして納豆に含まれるナットウキナーゼには、血液をサラサラにする効果があります。血液がサラサラになることで、血液の循環がよくなり痩せやすい体質へと変化します。
また、プラスαとしてキムチを組み合わせるのもおすすめです。キムチは納豆との相性が良く、キムチ独自のカプサイシンという辛み成分が脂肪燃焼効果、代謝促進作用などダイエットに効果的です。
オクラを取り入れて効率的にダイエット
健康食材として注目を集めているオクラですが、オクラに含まれるペクチンとムチンには、糖質の吸収を抑えて、血糖値の急上昇を防ぐ働き。カリウムによるむくみ対策。食物繊維が豊富に含まれているので便秘対策とダイエットにおいても嬉しい効果がたくさんあります。
しかし、食べ過ぎてしまうことで便秘やアレルギー反応が出てきてしまう可能性もあります。
体に良いからといって食べ過ぎず、適度に取り入れ食生活にバリエーションを増やしつつ楽しみながらダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか?