【尿酸値】ダイエットで改善はできるのか?原因と今日からの取り組み方
こんにちは、パーソナルトレーニングジムISLANDの畑中暁登です。
皆さんは、尿酸値という言葉は聞いたことがありますか?健康診断の結果で尿酸値異常有と指摘を受け、「そもそも尿酸値てなに?」と心配した思いをした事がある方も多いのではないでしょうか。また、
こんなことは、ありませんか?これも尿酸値が原因です。尿酸値が高い状態が続くと、痛風へと症状がステップアップしてしまいます。
実は、私も痛風を経験したことがあります。50代以降の毎日ビールを飲んでいるお父さんがなる病気という認識だったので、26歳で痛みを感じた時は信じたくない気持ちでした。
しかし、実際には20代から発症の可能性は高く、遺伝子的な要因と生活習慣の要因の2つにわかれます。
この記事では
- 尿酸値とは何か?
- 尿酸値が高いとどうなるのか
- 尿酸値を正常に保つポイント
について解説します。
尿酸値とは
尿酸は体内でプリン体という物質が、分解されてできた老廃物です。血液中にあり、尿として体外へ出ていきます。尿酸値は血液中の尿酸の濃度であり、血液検査でわかります。
また、尿酸の原料であるプリン体は体の中で作られています。古い細胞が死に遺伝子が分解されたときと、体内のエネルギーを運ぶATPという物質が分解されたときにプリン体が生成されます。
尿酸の基準値
尿酸値の単位には、「血液1デシリットル(100㎖)の中に何mgの尿酸が存在しているか」ということを示すmg/dlが使用されます。
尿酸値の基準値は、
- 成人男性は、3.4~7.8mg/dl
- 成人女性は、2.4~5.6mg/dl
尿酸値が上がる原因
要因 | 理由など |
肥満 | 尿酸の排出能力が落ちていることが多い |
プリン体の多い食事 | 多く食べ過ぎると尿酸値は、上がります。問題は偏った食生活、食べ過ぎによるカロリーオーバー。 |
アルコール | 尿酸を作り、また排出しにくくします。特にビールはプリン体を多く含んでします。また、飲みすぎによるカロリーオーバーも原因です。 |
過激な運動 | 短期間に筋肉を激しく使う運動・息を止めて行うような激しい運動は、尿酸をたくさん作りだし、排出も抑えます。また、汗をかきすぎると脱水状態を招きます。 |
精神的ストレス | 過度なストレスは、尿酸値を上げることがあります。 |
脱水 | 血液が濃縮され、尿酸値が上がり、痛風発作が起こりやすなります。 |
絶食 | 糖分補給が行われないと、尿酸が排出されません。 |
尿酸値が高いと痛風・尿管結石・心筋梗塞・脳卒中の原因にも
尿酸値の正常値は7.0mg/dl以下となっています。尿酸値の血中濃度が7.0mg/dlを超えてくると、血液中に溶けずに余った尿酸が身体の様々な場所に結晶として沈着するようになります。もし、
- 関節の中に沈着して炎症を引き起こす痛風と言われる関節痛を発症させます。
- 腎臓に沈着すると腎臓の機能を悪くします。
- 尿管結石ができやすくなる。
また、動脈硬化や心筋梗塞・脳卒中の原因にもなると言われています。
尿酸値を正常に保つには食事がポイント
では、この尿酸値を高くしないためには普段からできることはないかと考える方もいらっしゃるかと思います。
簡単に今日から取り組むことができる改善策は、食事です!!まずは、プリン体に多く含まれた食品は避けると良いでしょう。
特に肉、魚介類には多く含まれていますが、特にレバーやモツなどの内臓類にプリン体は多く含まれています。魚も内臓を使用した調理法のものや干物などには気を付けましょう。
水分を多く摂り、野菜やフルーツは尿をアルカリ化させ尿酸の排泄を促進させると言われています。
プリン体の多い食品
プリン体の多い食品(200~300mg/100g) |
|
プリン体のが極めて多い食品(300g以上/100g) |
|
肥満解消で尿酸値を下げることもできる
肥満になると体内の血糖を処理する「インスリン」が余りがちになります。インスリンは尿の排泄を邪魔する方向に働くので高尿酸になりやすくなってしまいます。体重を落とすことでインスリンの余りがちな状況を解消できます。
痩せたいけどなかなか、自分一人じゃどうにもこうにもならない…なんて方は、パーソナルトレーニングを取り入れるのも一つの方法です。
パーソナルトレーニングジムISLAND(アイランド)では無料カウンセリング実施中
パーソナルトレーニングは高そう…と思いの方も多いかと思われます。また、いきなりパーソナルトレーニングを予約する勇気がない。という方もいらっしゃるでしょう。
パーソナルトレーニングジムISLANDでは、随時無料カウンセリングを実施いたしております。
などお客様のお悩みをパーソナルトレーナーに相談してみてください。パーソナルトレーニングジムISLANDの所属トレーナーは全員が米国認定資格NSCAを取得しています。
確かな知識と、豊富な経験でお客様のお悩みを解決いたします。